2017年7月6日更新
パラリンピック競技 卓球

パラリンピックの卓球は、一般の競技規則とほぼ同じルールで行われる。個人戦と団体戦があり、障がいの種類や程度に応じて、車いす、立位、知的障がいに大きくクラスが分かれる。各選せん手の障がいに応じた独特のプレースタイルと、相手の特徴を見極めて弱点を突き合う頭脳戦が見どころだ。
リオデジャネイロ2016パラリンピック競技大会は、日本からは5選手が出場した。日本選手団最年長の68歳で出場した車いすクラスの別所キミヱ選手は、3大会連続となるベスト8入りを果たした。
立位クラスで足に装具をつけてプレーする岩渕幸洋選手や知的障がいクラスの竹守彪選手ら若い選手たちも、初のパラリンピック出場を果たし、東京2020大会でさらなる飛躍が期待される。(2016年11月14日)