時事通信社 教育奨励賞

2017年9月21日更新

「一枚文集」で仲間づくり

第31回時事通信社「教育奨励賞」優良賞受賞校
三重県伊賀市立柘植小学校

 三重県伊賀市の北東部に位置する市立柘植(つげ)小学校(東芳則校長、児童数127人)は、周囲に田畑や林が広がる自然豊かな郊外にある。経済的・社会的に厳しい環境にある子どもが少なくないため、以前から人権教育に力を入れており、「仲間づくり」を最も重要な教育課題に掲げている。
 同校が教育活動の中心に据えるのは、10年以上の蓄積がある「一枚文集」と呼ばれる、生活つづり方活動だ。児童は毎日、学校や家庭での日々の様子や、印象に残った出来事を日記にまとめて担任に提出。担任は一枚ずつ目を通した上で、学級で取り上げたいものを選ぶ。その後、書いた児童と面談して聞き取りを行い、日記の内容を深堀りしていく。
 面談後は聞き取りを踏まえて担任が日記を再構成し、必要な場合は保護者の了承を得た上で、一枚文集としてクラスで配布している。
 文集を通じて、学校で接するだけでは分からない級友の暮らしや、その家族の様子などを共有する。それによって、自らの思いや悩みを互いに打ち明け、受け止めることができる仲間づくりにつなげている。

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12/12 更新
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