教育CSR(教育貢献活動)とは

①CSRとは

 CSRとは、Corporate Social Responsibility の略語で「企業の社会的責任」と訳されます。
 最近では、ボランティア活動や寄付を通じた社会貢献活動にとどまらず、SDGs※1に代表される社会的課題に、それぞれの企業が専門性や強みを生かして対応・解決していくことで、社会の利益と企業の利益を両立させる戦略的な取組みになってきています。

 その中でも、次世代育成に寄与する教育CSR(教育貢献活動)は、持続可能な社会を構築していくうえでの基盤であり、社会全体として企業もその一員として責任を担う必要があるということで、改めて※2注目されています。

※1 持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals )
2015年9月、国連にて「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択。2030年までに国際社会が目指すべき17の目標とその目標を実現するための169のターゲットから構成されている。

※2 2020年から順次施行される次期学習指導要領では、「社会に開かれた教育課程」という理念のもと、「これからの社会を創り出していく子どもたちが社会や世界に向き合い、自らの人生を切り拓いていくために求められる資質・能力とは何かを教育課程において明確化」し、「地域の人物・物的資源を活用したり、放課後や土曜日等を活用した社会教育との連携を図り、学校教育を学校内に閉じずに、その目指すところを社会と共有・連携しながら実現させること」が明文化されており、企業の教育CSR活動への期待も高まっています。(中央教育審議会「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)p19,20」をもとに作成。)

②教育CSRの種類

 企業が持つリソースを生かし、実社会で必要となる「生きる力」の育成に寄与する教育CSRが求められています。教育CSRの種類は、下記の5つがあります。

施設見学:
自社施設への受け入れ、見学・体験学習(見学プログラム)の実施
イベント実施:
学習成果を発表できるイベントやコンクールの実施
コンテンツ提供:
企業の専門性、最新情報の提供(Web、冊子など)
授業プログラム提供:
教科授業内で活用できる授業用プログラム、副教材の提供
講師派遣:
①企業のオリジナルプログラムを実施する講師を派遣(対象:児童・生徒・保護者)
②企業の専門知識や最新情報の提供、授業用プログラム等の体験ワークショップを実施する講師を派遣(対象:教職員)

③CSRの目指すところ

 CSR活動を支える重要な要素の1つに、ステークホルダーとの円滑なコミュニケーションがあります。
 ステークホルダー(教育CSRの場合:教育行政や地域社会など)との対話を通じて、自社への要請を把握しCSR活動を展開していくことで、企業は社会の期待に応えることができます。
 その結果、ブランドイメージの構築、企業価値の向上、従業員のモチベーションの向上につながり、最終的には持続可能な発展のための経営基盤を育むことができます。

 企業が社会的課題の解決に取り組むことで、結果として企業そのものが成長する。これがCSR活動の目指すところではないでしょうか。

【コラム】教育CSRの引き出し

第1回「どこまで現場のニーズに応えればよいのか?」問題

 私が教育CSRコンサルタントとして初めて携わった仕事は「食育」。食育教材を学校現場で実践につなげてもらうための活動を担当していた。
 教材は、食品群や栄養素、エネルギー代謝や朝ごはんの必要性、衛生管理、食生活(マナーやコミュニケーション)など多種多様にわたり、子どもたちにとって身近で大切…
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12/12 更新
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